LabChartを用いた実習の流れ

LabChartを用いた実習の流れの一例を紹介致します。
作成日:2020/08/19

LabChartを用いた実習の流れの一例を紹介致します。

1. 準備 ‐設定ファイル/手順書

予備実験を基に、実験に最適なLabChart の設定を行います。

  • 設定ファイルの作成

    フィルタリングなどの記録の設定や、データパッドのカラム設定など、全ての設定を記録した設定ファイルを作成します。

    一度、設定ファイルを作成してしまえば、その後は、そのファイルを開くだけですぐに実験を開始することができます。
     

  • 手順書の作成
    学生が操作に迷うことがないようにLabChart を用いた記録・解析の方法を説明した手順書を作成します。手順書の作成に関しても、可能な限り、サポート致します。
     
  • 豊富な教育用資料

    ヒト生理学、動物生理学を始め幅広い分野の数々の教育用の資料を日本語で用意しております。

    各実験ごとに、教官向けの指導書や学生向けのプロトコル、設定ファイルなどがありますので、準備の時間を節約することができます。

2. 実習の実施

準備した設定ファイルと手順書を用いて、実習を進めます。

  • 様々な実習スタイル

    5,6人の1グループで一台のPowerLabを用いて実験を進めたり、クラスで一台のPowerLab とプロジェクターを用いて講義スタイルで実習を進めることも可能です。
     

  • 実習内容に集中
    使いやすいインターフェースの為学生はすぐ操作に慣れ親しむことができます。
    複数の実験を同じソフトウェアで実施すれば、さらに、円滑に実習を進行することができます。
    操作や設定などに惑わされずに、実習のエッセンスに集中することができます。

3. レポート作成・データ管理

Word でのレポート作成、
PowerPoint での研究発表に最適!

  • その場で・・・

    ズームビューを用いた波形の印刷

    波形をWord やPowerPoint に貼り付けデータパッドの数値をExcel に貼り付けることで、学生にデータをその場で渡せます。
     

  • 自宅やコンピュータ室で・・・
    LabChart Online で測定したデータをアップロードし、自宅やコンピュータ室で、LabChart Reader を用いて、解析の続きやレポートの作成を、自分のペースで行うことができます。
     
  • データ管理
    学生の記録データは、全てPC に保存することができます。データの管理が容易になるだけでなく、学生が印刷物を紛失した際にも対応できます。